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畳替え2

2009.10.03 修理日記
畳の次は洗い物。



オケ、タライ、おひつ、バンジュウ、湯たんぽ・・・
長靴に履き替えタワシでこする。
床ほどではないけれど、結構ホコリが染み込んでいる。
そしてホコリまみれのバンジュウを洗ったら、
側面に明治35年正月って文字が出てきた!
め、明治ぃ〜!! 



居間の新聞が昭和35年7月のもので、私の生まれる
ちょうど9年と9日前。
その頃、私はどこにいたんだろう。人間として生まれる事は
選んでいたんだろか。なんて事をしみじみ思いながら
新聞を片付けたんだけど、明治35年だなんて。
うちのおばあちゃんも生まれてない。




もう片側に「5枚之内」って書いてあったから多分
5枚あったんだろうな。
所々虫食いは少しあるものの、どこも悪くなっていない形をみて、
木ってすごい。って思った。



最近、時間のつみかさねやそれから生み出されるかたちに触れ、
感じ入ることが多いのだけど、たまたま納屋で見つけたこのバンジュウも
何人かの手を通して私の手に。
捨てなくてよかった。
(本当に、めっちゃ汚かったのです)



Rimg0835_2



Rimg0836            


              右から2つ目が明治35年製



洗った物をあおいの外に干し、一旦家に帰って遅いお昼ご飯を食べてると
畳屋さんからもうできた。との電話。
1週間後って言ってたのに。と思いつつ、急いであおいへむかう。
表替えで大丈夫だったようで、よかった。



今度は平成21年の新聞を。



畳屋さんはフック船長の手みたいな道具で上手に畳をひっかけ、
高さを調整してはめていく。
職人さんの仕事をみるのが好きなので、階段に座って見ていたら
い草の香りが体中に染みて気持ちよかった。
落ちてきた日の光を浴びながら、至福の時。



縁の色も濃い色を冒険してもよかったかな。と思ったけど、
広く見えてまあOK。
乾拭きをして始めてスリッパなしで裸足で立ってみた。
ちょっとボコボコするけど、OK。



Rimg0830



Rimg0833
               
                 どうでしょう。。



畳を替えるのは約10ヶ月かかっている修理の最後の大仕事だったので、
このホコリで白くなっている花柄のゴザが畳に替わったら
どれだけすごいか!絶対感動するわ。と、ものすごく楽しみに
していたのだけど、新しい畳になったその部屋の姿はあまりになじみすぎて、
感激~というより、落ち着いてしまった。
「ああ、おさまった」って感じ。




山場といえば山場なので、テンションあがる感動がなくて
ある意味がっかりでもあるのだけど。



なんでも、そんなものかもしれないな。と
思った。(なんやそれ)
そして、10ヶ月あれだけ迷って、悩んで、自問自答し、
一人セッション状態だったリフォームも、やってみれば
(積み重ねていけば)そんなものなのかもしれないな。と思った。
(どんなんや)








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